一緒にカラオケに行った人や、歌手が歌っているのを聞いて「この人歌がうまいな~」と、誰もが感じたことがあると思います。
では、その人たちの歌と自分の歌の何が違うのでしょうか。
「歌が上手い」と思うのはあくまでも感覚的なもので、具体的に、他の人とどこがどう違って上手いと感じるのかを、なかなか説明できない方が多いと思います。
今回はそんな疑問を解決すべく、「歌が上手いね!」と言われるためには何が必要なのかを説明していきたいと思います。
歌が上手い人と下手な人の違い
歌が上手い人は下手な人に比べて、大まかに言うと下記点に違いがあります。
- 正確な音程を滑らかに歌うことができる
- 声質が良い
- 表現力が高い
音程が正確なのは当然として、声質や表現力というのは非常に曖昧なので、以下で詳しく説明していきます。
歌が上手くなる方法
歌が上手くなる方法について、上記1.2.3に従い、詳しく具体的に説明していきます。
歌の上手さは、これから説明する1.2.3の総合的な完成度の高さ ということになります。
おそらく1と2ができるようになれば「お!結構歌うまいじゃん」レベルにはなれるかと。
1.正確な音程を滑らかに歌うことが出来る
歌が上手い=音程が正確 と思っている方が多くいらっしゃいますが、それは違います。
歌を歌う上で音程が取れることは最低限必要なことであり、音程が取れているだけでは人に聞かせたときに「こいつ歌がうまいな」とは思われません。
正確な音程にキッチリと合わせつつ、且つ自然に歌いこなす必要があります。ポイントとしては
▼音程を合わせる
▼言葉の発音を正確に
▼ミックスボイスの習得
ミックスボイスの習得と書きましたが、音程を合わせるにはある程度の音域を難なく歌えるようになる必要があります。
チェストボイス(地声)で高い声を出そうとすると、喉を絞めてしまうので、苦しそうな声になってしまいます。それではかっこ悪いですよね。
よって、ミックスボイスを習得して広い音域を無理なく歌えるようになることが重要です。
2.声質が良い
声質を良くするというのが一番曖昧でわかりにくいのではないでしょうか。声質を良くするポイントとしては以下の通りです。
▼程よい鼻腔共鳴
鼻腔共鳴を取り入れることで声に響きが生まれます。また、声量も増してよく通る声になります。
▼ビブラートを使いこなす
普通に音程を取って歌っているだけでは単調な歌声になりやすいです。ビブラートを上手く使いこなすことで、声に立体感が生まれます。
▼ミックスボイスの習得
1でも書きましたが高音でも無理なく発声できるため、高音時でも声質を悪くすることが無くなります。
3.表現力が高い
表現力とは、歌に気持ちを乗せるということ。気持ちを乗せるだけで、聞き手の心に響く歌声になります。
歌い方自体のポイントとしては
- 声に抑揚を付ける(声ボリュームのコントロール)
- ビブラートを使い分ける
- 声色を使い分ける(ミックスボイスと鼻腔共鳴のコントロール)
- 歌を楽しむ
特に重要なのが、最後に記載した「歌を楽しむ」ということ。気持ちは必ず伝わるものです。
歌い手自身が歌うことを楽しまなければ、聞き手の心も踊りませんし、響きません。
まとめ
いろいろと記載しましたが、歌は楽しいものです。
上手く歌うことに固執しすぎて歌うことがつまらなくなってしまっては、元も子もありませんので、そこは注意しましょうね。
今回紹介したポイントで、自分に欠けているところは見つかりましたか?一つずつマスターしていき、歌唱力UPを目指しましょう。
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よくわかんないな